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 インドネシアのスラウェシ島西部で15日に起きたマグニチュード6・2の地震で、地元当局は18日までに死者が84人、避難所に身を寄せる住民も2万人前後に上ることを明らかにした。避難所では新型コロナウイルスの感染リスクも懸念されている。

 国家防災庁によると、1千軒以上の家屋が倒壊し、重傷者は253人に上った。国内で連日1万人を超える新規感染者が出ている新型コロナ対策も急務となっている。同庁のドニ・モナルド長官は避難者に抗原検査を実施するほか、避難所では高齢者と、無症状の感染者も多いとみられる若者を隔離する方針を示した。

 死者が多い州都マムジュで活動する救助隊員のアンディ・スルタンさんは、取材に「現地では衛生的な施設がなく、飲み水も不足している」と訴えた。(ジャカルタ=野上英文)