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 丑(うし)年にちなみ前沢牛の生産地、岩手県奥州市前沢の「牛の博物館」で、「牛の美」展が開かれている。錦絵や玩具、工芸品など約60点を展示。農耕や運搬を担い、信仰の対象にもなって暮らしに寄り添ってきた牛の姿が伝わる。

 展示されているのは、牛が描かれた江戸時代の初代歌川広重「東海道五十三次」、牛に乗る大黒天を描いた明治中期の錦絵、牛をかたどった和装留め具の根付(ねつけ)や香合、伏見人形の俵牛、天然痘から子を守る願いが込められた会津の赤ベコ、禅の「十牛図」など。主任学芸員の森本陽さんは「造形や絵画などに表現された牛のダイナミックな姿も感じて頂ければ」と話している。31日まで。月曜休館。入館料は一般400円など。(泉賢司)

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