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 【岡山】高梁川流域10市町の観光振興のため、倉敷市が新たなPR動画を制作中だ。案内人に「絶景プロデューサー」の詩歩さんを起用。コロナ禍で注目を集める近距離の旅行需要の掘り起こしへ、旅好き女性の目線で流域を楽しむ姿をまとめる。

 動画のコンセプトは「ほとりが、ほっと」「歩きたくなる111キロ」。倉敷市のほか新見、高梁、井原などを巡る。近隣県の20~40代の女性向けに、安心な旅先としての高梁川流域を発信する。

 詩歩さんは京都市在住。国内外の絶景を撮り歩き、書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズや、多くのフォロワーがいるSNSなどで紹介してきた。倉敷市は絶景ブームを引っ張る詩歩さんの情報拡散力にも期待している。

 「楽しみながら伝えたい」と話した詩歩さんは昨年末にロケをスタート。倉敷・美観地区では、果物たっぷりのスイーツで有名な「くらしき桃子」へ。いちごパフェを注文し、ボリューム感にびっくり。「食べても食べてもなくならない」と笑っていた。

 井倉洞(新見市)や備中松山城(高梁市)、矢掛本陣(矢掛町)など訪問は十数カ所。約1分の短編と約3分半の長編の作品にまとめる。取材・編集は朝日新聞と観光動画を多数手がける制作会社「ヘループ」が担当する。

 公開は2月からの予定。倉敷市のホームページや瀬戸内の見どころを発信するウェブサイト「瀬戸内ファインダー」などにも載せる。市観光課の担当者は「高梁川流域はPRしきれていないのが現状。詩歩さん独自の視点で世間に広がるきっかけをつくれれば」と期待を寄せている。(小沢邦男)

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