自民・二階氏「私が聞きたいぐらい」補選の擁立見送りで

野平悠一
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 自民党二階俊博幹事長は18日の記者会見で、吉川貴盛元農林水産相(自民党を離党)の衆院議員辞職に伴う衆院北海道2区の補欠選挙に自民が候補者の擁立見送りを決めた理由を問われ、「私が聞きたいぐらいだ」と述べた。決定に至るまでの地元の意向を確認したいとの考えを示した。

 擁立の見送りは、吉川氏が東京地検特捜部収賄罪在宅起訴された15日に、山口泰明選挙対策委員長が発表した。山口氏は会見で「改めて深い反省の上にたち、襟をただして、まずは有権者の信頼回復につとめることを最優先するべきだと考えた」と擁立見送りを決めた理由を語っていた。

 二階氏はこの日の会見で「私は真意はどの辺にあったのか聞いてみたいという希望を持っている」と発言。「選挙というのは地元があってのこと。東京から見てどうだこうだってわかるわけない」と話した。

 候補者を立てるべきだと今も思っているのか、と聞かれると「それは地元の奮起次第だ。地元のお考え次第だ」と述べた。

 また二階氏は、補選を「不戦敗」とすることで政権への打撃を回避する狙いがあるとの見方が広がっていると問われると、「そんな考えは党には毛頭ありません」と一蹴した。(野平悠一)