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 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生している埼玉県戸田市の戸田中央総合病院で18日、新たに職員1人の感染が確認された。これで、同病院関連の感染者は患者らも合わせて計313人になった。埼玉県への取材でわかった。県は「国内の医療機関で最大級のクラスターになった」とみている。

 国内の医療機関として最大規模のクラスターが発生した北海道旭川市の旭川厚生病院では、患者や職員ら計311人(17日付)の感染が確認されたが、戸田中央総合病院はこれを上回っている。旭川厚生病院は、すべての患者や職員らの「陽性解除を確認した」としている。

 埼玉県によると、戸田中央総合病院では昨年11月17日に医療従事者の感染を確認。県は病院内での感染拡大を受け、今月6日に厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策本部のクラスター対策班などと合同対策本部を設置。感染経路について調査を続けているという。

 同病院ホームページによると、救急患者や、全病棟で新規入院の受け入れを停止。新規外来(初診・紹介)も受け入れていない。

 県保健医療部の唐橋竜一副部長は15日の会見で、「医療機能の早期回復を支援をすることにより、地域医療体制を守っていきたい」としていた。