日産が契約社員を原則正社員に 「就労ニーズに対応」

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 日産自動車が、本社や国内の開発部門などで働く全契約社員約800人を、4月に原則として正社員に登用する方針を明らかにした。工場で働く期間従業員は含まない。広報担当者は「職場の業務ニーズや働く人の価値観、就労ニーズに対応するため」と理由を説明している。

 日産の正社員は昨年3月時点で約2万2千人。これまでも本人の希望や適性に応じて契約社員を正社員に登用してきたが、全員を対象とするのは初めて。従来の契約社員制度は廃止する。

 契約社員を正社員に登用して長く働いてもらうことにより、スキルや知識をより生かしてもらうことや、職場の一体感が高まる効果を見込んでいる。

 正社員と非正社員の間の不合理な待遇差を禁じる同一労働同一賃金ルールが、昨年4月から大企業に適用されている。