中国とWHOの初動遅れ指摘 独立調査委がコロナ報告書

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ロンドン=下司佳代子
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 新型コロナウイルスパンデミック(世界的な大流行)をめぐり、世界保健機関(WHO)や各国の対応を評価する独立調査パネル(委員会)は18日までに公表した報告書で、中国とWHOによる初期対応の遅れを指摘した。

 報告書は、流行が世界で最初に確認された中国の湖北省武漢市で、一昨年12月下旬に実施されたウイルスの解析により、原因不明の肺炎が新型ウイルスによるものだと初めて示唆されていたと指摘した。「中国の地方や国家の保健当局は(昨年)1月の時点で公衆衛生対策をより強力に適用できたことは明らかだ」としている。

 WHOに対しても、専門家による緊急委員会について「(昨年)1月の3週目まで会合を開かなかった理由も、最初に集まった時に国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言に同意できなかった理由も、明らかではない」と疑問視した。「パンデミックという用語は事の重大性について注意を引くのに役立つが、WHOは3月11日までこの言葉を使わなかった」と苦言を呈している。

 独立調査パネルは、リベリア

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