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 笠松競馬(岐阜県笠松町)で騎手や調教師ら約20人が名古屋国税局から総額3億円を超える所得隠しを指摘された問題で、笠松競馬を運営する岐阜県地方競馬組合は19日、同日から4日間の日程で開催予定だった第17回のレースを中止すると発表した。すでにネットなどで馬券を購入した人には払い戻しをするという。

 同組合によると、朝日新聞を含む複数の報道内容の事実確認をするため、中止を決めた。騎手や調教師を中心に聞き取りをする予定という。組合は「特にコメントはない」とした。

 この問題をめぐっては、笠松競馬の騎手や調教師ら約20人が内部情報をもとに馬券を購入して利益を隠したり、競走馬の売却益を除外したりしていたことが、複数の競馬関係者への取材でわかっている。昨年6月には、当時の騎手3人と調教師1人が競馬法違反(馬券購入)容疑で岐阜県警の家宅捜索を受け、4人は引退した。