拡大する写真・図版NMB48の南波陽向さん=2021年1月14日午後、大阪市中央区、田中圭祐撮影

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 2021年の大学入試改革では、思考力や表現力を重視した問題が増えます。改革の先行きが不透明な中、どう勉強すればよいのか。NMB48のメンバーが書いた小論文を大手予備校・河合塾の講師に添削してもらい、ヒントを探ります。南波陽向(なんばひなた)さん(19)がお題を読んで挑戦しました。

思い出に残すなら? 「動画」派の立場で理由を

「思い出に残すなら写真か動画、どちらが良いですか。動画が良いという立場で理由を書いてください」(200字以内)

「写真では出せない○○」を考えた 南波さんの小論文

 動画がいい。なぜなら、動画は写真より情報量が多く、当時の雰囲気がより鮮明に味わえるからだ。動画は目からに加え、耳からも情報が入る。そのため、例えば走っている姿でも、声援や足音が加わるだけで当時の光景が生き生きと伝わる。また、動画は予想もしない画が収められることも魅力だ。私自身にもあるが、動画で撮られた時のふとした表情が良いと感じる時がある。このような魅力は一瞬を決めて撮る写真では出せないと思う。

拡大する写真・図版南波陽向さんの小論文

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 出題と添削を担当するのは河合塾で小論文を指導する加賀健司講師です。

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こんな答案に出会えることが楽しい 自分の考え疑ってみよう 加賀健司講師

 大変良くできた小論文です。最初に結論を示し、次に二つの理由を限られた字数の中でしっかり説明し、最後に簡潔にまとめてくれました。文章構成はこれで何の問題もありません。

 というわけで今回は一段階上のレベルの議論をしましょう。南波さんが示した二つの理由を批判的に見て、矛盾点がないか、さらに良い根拠を示せないかを考えるのです。

 まず一つ目。「耳からも情報が…

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