大リーガーが子どもたちに伝授したのは、ブリッジと壁倒立だった。
レイズの筒香嘉智(29)が今でも毎日取り組んでいるという運動の一部だ。野球の技術ではなく、エクササイズを教えたのは、自身の体験からだった。
16日にあった「児童向けエクササイズ体験会」。和歌山県橋本市の子どもたちが対象で、新型コロナウイルス感染拡大のため、オンラインで開かれた。
画面の向こうで子どもたちがブリッジを試していると、同市出身の筒香が軽々とお手本を見せた。「できれば、力を使わずにできるようになってみよう。体重が軽く感じるかが大事」。壁倒立も実演して見せながら「手の正しい位置に体が乗ると、楽になる。背中も壁についてくる」と助言した。
原点は中学時代のけが
筒香自身は中学野球を過ごした堺ビッグボーイズ(大阪府河内長野市)で、本格的なエクササイズを始めた。「ケガで1年弱も、野球をしていない期間があった。そこでエクササイズに出会うことができた」と振り返る。
当初はバランスボード上での…
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