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 優勝しても表情を曇らせる。そのあたりに、次の五輪に対するネーサン・チェン(米)の思いが透けるようだった。

 米ラスベガスであったフィギュアスケートの全米選手権、男子シングル。ショートプログラム(SP)1位に続き、17日のフリーも1位だった。合計322・28点。2018年平昌五輪で5位に沈んだのを最後に、実に12戦連続となる優勝だった。単純比較はできないが、羽生結弦(ANA)が昨年12月の全日本選手権で優勝した時のスコア(319・36点)も上回ってみせた。

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 だが、フリーの演技を終えたチェンは両手をひざに置き、首をかしげた。AP通信が、21歳のこんなコメントを伝えている。

 「今日は少し臆病になっていま…

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