小手川太朗
福島県の内堀雅雄知事は19日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、「関係省庁に早めに段取りや順番、どういった人員が必要かなどをお願いしているが、まだ明確ではない」と述べ、政府の情報提供の遅れを批判した。
県庁で報道陣の取材に答えた。県外の原発事故の避難者については「住民票が福島にあり、ワクチン接種まで時間がかかる恐れがある。より早い制度設計が必要」と話した。
知事はこれに先立ち、梶山弘志経済産業相と平沢勝栄復興相、県選出の根本匠衆院議員に対し、オンラインで要望。接種に必要な予算を充て、混乱が生じないよう早急に情報を提供することを求めた。
また知事は同日、政府の支援金の支給対象を広げるよう、感染状況がステージ3相当にある13道県の知事と合同で提言をまとめ、梶山経産相に要望した。(小手川太朗)
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