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 東京電力福島第一原発事故から3月で10年となる。福島県では県民健康調査で被曝による甲状腺がんの検査が続いているが、検査が「過剰診断になっている」という意見もある。「過剰診断」とはどういうものなのか。がん疫学が専門の祖父江友孝・大阪大教授に聞いた。

 ――これまでに甲状腺がんまたはがんの疑いと診断された人は240人以上いる。

 「症状が出てから診断される通常の甲状腺がんの罹患(りかん)率と比べて、10~30倍ぐらい高いというのはその通りだ。ただ、なぜ高いのかはきちんと説明されていないが、今のところ、放射線による増加とは考えにくいとされている。そうであるなら、『過剰診断』と説明するのが一番合理的だ」

検診「やればやるほどいいわけでない」

 ――過剰診断とは。

 「がんかどうかのボーダーライ…

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