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自宅療養感染者に食料配布 館林市、カップ麺など

新型コロナウイルス

長田寿夫、森岡航平
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、群馬県館林市は自宅で療養する感染者に10日分の食料などを届ける。病院の病床や軽症者などが療養するホテルの利用状況が逼迫(ひっぱく)し、自宅での療養が必要になった場合に備えた県内初の生活支援策。須藤和臣市長が19日の臨時会見で表明した。

 市によると、対象は無症状などの自宅療養者。レトルトのライスやパスタソース、カップ麺など30食分と消毒液などの生活物資を配る。療養者から申し出があり次第、自宅へ届ける。市と災害時生活物資供給協定を結んでいる生活協同組合「コープぐんま」(中村隆夫理事長)が配送する。1人分の費用は2万円以内で、市の予備費から出す。

 県外では自宅療養中に亡くなるなど、対応策が課題になっている。須藤市長は「オンライン診療を充実させ、療養者の容体の急変に即応できるようにしたい」と強調。支援の対象外の入院調整中の人についても「柔軟に対応したい」と排除しない考えを示した。

 県内の人口10万人あたりの療養者数は14日現在で32・44人。病床使用率は緊急事態宣言が出ている栃木県よりも高い66・0%。これらの指標はステージ4(爆発的感染拡大)の基準を上回る。

 県によると、19日現在のホテルでの療養者数は134人、入院調整中が224人いる。今のところ、病院か県が借り上げたホテルでの療養を原則としているが、感染状況がさらに悪化した場合には一部を自宅療養に切り替える可能性がある。(長田寿夫、森岡航平)

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