ワクチン、欧州は夏までに成人7割接種 EUが目標発表

新型コロナウイルス

ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)は19日、新型コロナウイルスのワクチンを、今夏までに成人の少なくとも7割に接種する目標を発表した。昨秋からの「第2波」が収まらない状態で、感染力が強いとされる変異型ウイルスが確認されており、ワクチン接種を急ぐ。

 EUの行政を担う欧州委員会が目標時期を定め、加盟27カ国に対応を促した。まず3月末までに、80歳超のお年寄りや医療・介護関係者の8割への接種を目ざす。成人への接種は遅くとも8月末が目標だ。

 EU各国は12月末からワクチン接種を始めた。欧州委によると、人口の2%超まで接種が進んだ国もあれば、0・5%に届いていない国もあるという。欧州委は「第3波」到来の可能性を示唆するデータを示し、「ワクチン接種は時間との競争だ」と強調した。

 ワクチンは、EUが加盟国を代表して製薬会社と交渉し、認可ずみの2種類だけで計7億6千万回分を確保している。これまでに1300万回分が各国に届けられたという。(ブリュッセル=青田秀樹)

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