補正予算の大幅組み替えを要求 野党4党

小泉浩樹
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 立憲民主、共産など野党4党は20日、国会対策委員長会談を開き、新型コロナ感染症対策のための今年度第3次補正予算案について、大幅な組み替え動議を出す方針で一致した。政府・与党は1月中の成立を目指している。

 補正予算案は緊急事態宣言の発出前に編成されたこともあり、「Go To トラベル事業」に1兆円を支出するなどの経済対策に重点が置かれている。野党側は、これを医療の充実や生活支援のための予算に組みかえるよう求める。

 立憲の安住淳国対委員長は、脱炭素化に向けて企業を支援する2兆円の基金創設なども挙げて、「緊急性が全く認められない。予算を積んで補正予算を大きく見せかけている」と指摘。「根本的に変えなきゃいけない。その象徴がまさにGo To トラベルだ」と述べた。

 また、新型コロナウイルス対応の特別措置法と感染症法の改正案について、罰則規定を問題視。「感染症法の懲役とか、とても容認しがたい部分がある。相当な見直しをすべきであるし、そうでなければ、国民の理解を得られない」と修正を求めた。その上で、自民党森山裕国対委員長が野党との協議に応じる姿勢を見せていることには「話し合いが必要であれば、柔軟な対応をしたい」と話した。小泉浩樹