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 バイデン次期米大統領が国務長官に指名しているブリンケン元国務副長官と、国防長官に指名しているオースティン元中央軍司令官が19日、指名承認のための上院公聴会で証言した。いずれも中国との競争を重視する姿勢を示した。

 ブリンケン氏は冒頭の発言の中で「我々は中国との競争に勝つことができる」と強調。質疑の中で、「中国の台頭は米国にとって最大の挑戦だ」と述べたうえで、中国などの権威主義体制よりも自国の民主主義体制の方が優れていると強調した。

 ブリンケン氏は、2月に期限が切れる米ロの新戦略兵器削減条約(新START)について、延長をめざす考えを明らかにした。イラン核問題については、イランが核合意を順守すれば核合意に復帰するとの新政権の方針を改めて示したうえで、より強力で長期的な合意締結をめざす考えを示した。エルサレムをイスラエルの首都と承認し大使館を移転したトランプ政権の方針については、継続することを明らかにした。

 ブリンケン氏は外交政策の基本方針について、世界各地のパートナー国とも協力し、アメリカ外交の再活性化に取り組むと強調。「米国が指導力を発揮しなければ、ほかの国が取って代わろうとするか、混乱が生まれるだけだ」と述べ、米国が世界で指導力を発揮すると強調した。また、「我々の外交政策は国内の労働者層に資するものでなければならない」と述べ、バイデン次期政権が掲げる「中間層のための外交」に取り組む考えを示した。

 黒人初の国防長官に指名された…

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