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 朝顔を交通安全のシンボルに――。小学1年生の長男を交通事故で亡くした母親が、そんな願いを込めて講演活動を続けている。事故の悲惨さや命の尊さを訴え、出会った人たちに朝顔の種を渡してきた。託された思いがこもった花が、各地で咲き始めている。

 東京都足立区の高田香さん(45)の長男、謙真(けんしん)君が事故にあったのは7歳だった2016年2月15日。下校中の午後2時45分ごろ、同区の交差点で青信号の横断歩道を渡っていた時に右折してきたトラックにひかれた。事故原因は運転手の前方不注意だった。

 謙真君は搬送先の病院で約7時間後に息を引き取った。高田さんが触れた頰は温かく、柔らかかった。亡くなったことが信じられなかった。本を読んであげるなどして仲良く過ごしていた中学生だった長女が「こんなに悲しいことがあるんだ」と言ったことを、高田さんは今でも覚えている。

「交通安全の朝顔として育ててください」

 高田さんは謙真君がいない現実…

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