原付きバイクの違反取り締まりに不備 反則金を還付へ

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 埼玉県警は20日、県内の交差点3カ所で必要な手続きを経ずに原付きバイクの2段階右折違反の取り締まりをしていた、と発表した。資料が残っている過去8年間で計342件あり、対象者に順次連絡を取って反則金の還付や点数抹消などをするという。

 交通規制課などによると、3カ所は和光市新座市の国道や県道の交差点。道路交通法では片側3車線以上の道路などで原付きバイクに2段階右折を義務づけているが、警察庁の交通規制基準によって、県警が違反を取り締まる際には県公安委員会が事前に道路の車線数などを認定している必要がある。3カ所はいずれも3車線だったが、その認定がされていなかった。

 県警が和光市内の1カ所で昨年8月に取り締まりを実施した後に認定の有無を確認して発覚した。

 一方、このほか県内151カ所の交差点でも車線数が正しく認定されておらず、全容を調べている。

 県警は、県公安委に車線数を正しく申請していなかったことや取り締まりの際に認定の有無を事前に確認していなかったことが原因とみている。

 市川光浩・交通規制課長は「誤って違反告知した方に深くおわびします。今後同種の事案がないよう職員への指導を徹底します」とコメントしている。