絵本作家のヨシタケシンスケさんは、昨年12月に94歳で亡くなった画家の安野光雅さんに会ったことはありませんでした。しかし、子どものころから、安野さんの遊び心のあふれる絵本を何度も何度も読み返し、影響を受けたといいます。
安野光雅さんとは、残念ながら面識はありません。
ですが、小さい頃から、安野さんの絵本は家にたくさんありました。『ふしぎなえ』『はじめてであう すうがくの絵本』『旅の絵本』などなど。
どれも大好きでした。絵としての美しさ、表現としての分かりやすさ。色彩や立体表現の基本が全部できた上で個性がある。子どもの目にも魅力的だったということは、写実的なだけではなく、読み取れるものがあったのだと思います。
『ふしぎなえ』なら、どこが間…
残り:422文字/全文:733文字
【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報