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 立憲民主党の枝野幸男代表は20日の衆院代表質問で、選択的夫婦別姓の実現を強く訴えた。関連法案の国会審議の際に、所属議員の採決行動を縛る「党議拘束」を外して採決しようとも呼びかけた。自民党内で賛否が分かれていることを念頭に置いた提案だったが、菅氏は対応を明言しなかった。

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 枝野氏は「自民党の中はバラバラのようですから、党議拘束を外して採決しませんか」と質問した。菅氏は「わが国の家族の在り方に関わる事柄で、国民の間にもさまざまな意見がある」としたうえで、「国民各層の意見や国会における議論の動向を注視しながら検討を進めていく」と述べるにとどめた。

 選択的夫婦別姓をめぐっては、河野太郎行政改革相が昨年12月の会見で「価値観に関わるものは、党議拘束を外して議論をする、決を採ることがもっとあってもいい」と言及していた。(野平悠一)