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 【鳥取】学校近くにある弥生時代中心の集落遺構・青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡(国史跡)について学んでいる県立青谷高校(鳥取市青谷町青谷)の2年生が20日、自分たちで栽培した古代米を弥生土器で炊く作業をした。

 学校設定科目「青谷学」の中で「文学歴史」を専攻する生徒7人は、春から遺跡内の田んぼで古代米を栽培し、10月に自分たちで稲刈りをした。9~11月には弥生土器作りにも挑戦し、発掘調査にも加わるなど、一年を通して弥生文化について学んできた。

 各自一つずつ作った土器は、野焼きの段階で割れたり、完成はしたものの水漏れがしたりで、実際に火にかけることができたのは一つだけ。その一つも炊飯の途中で割れ、無事に米を炊けたのは県の遺跡整備室から借りた複製土器だけという残念な結果になった。

 生徒たちは、炊きあがった黒米を「赤飯みたい」と味わいながらも、自分たちの土器が「全滅」したことから「昔の人の技術はすごい」と感心していた。(東孝司)

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