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 ブックヨガで身も心も柔らかく――。山梨県富士吉田市の地域おこし協力隊員で、ヨガインストラクターの天野智佳さん(25)と市立図書館が協力し、一風変わった呼びかけをしている。コロナ禍のもと、イライラしがちな人も多いはず。そんな人たちに届けたいこととは。

 教育学を学んでいた米留学中にヨガにはまり、インドでも修業をした天野さん。本嫌いにまず図書館に来てもらおうと、ヨガ教室、生バンド演奏、図書館ホテルなどユニークな企画を連発してきた市立図書館。両者がつくったのが冊子「BOOK YOGA」だ。

 七つの悩みに、それぞれ①アドバイス②ふさわしいヨガ③おすすめの本、を届ける構成になっている。

 冷蔵庫に隠したアイスを夫に食べられてイライラする女性には、背筋が伸びて体と心が安定する「下を向く犬のポーズ」と、「ツリーハウスをつくる」(二見書房)という本をすすめる。「自分だけの秘密基地を作りましょう。しかもめちゃくちゃカッコいいヤツを」と言葉を添えた。

 忙しい人には「三点倒立」で視点を変えようと伝え、「思い切って誘拐されてみませんか?」と「誘拐屋のエチケット」(講談社)をすすめる。未来が不安な人には「あたまをなくしたおとこ」(瑞雲舎)、他人がうらやましくなる人には「胸を張って」と「コブラのポーズ」といった具合だ。

 天野さんは市立図書館でヨガ教室を開いていたが、新型コロナウイルス感染が広がり、昨年4月からオンライン配信に切り替えた。「冊子がヨガや読書をするきっかけになり、たくさんの人の健康維持につながればうれしい」と話す。

 26ページあり、市立図書館などで無料配布している。発行を記念し、23日午前9時半~10時に「オンラインdeBOOKYOGA」を開催。だれでも無料で参加でき、「Zoom(ズーム)」でライブ配信する。

 申し込みはメール(yoganowah@gmail.com)で。問い合わせは市立図書館(0555・22・0706)へ。(河合博司)

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