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 訪日客の姿が消えて1年近く。消費の恩恵を大きく受けてきた大阪では、終わりの見えないコロナ禍に耐えきれず、店をたたむ業者も相次いでいる。

拡大する写真・図版黒門市場の人通りはまばらだった=18日夕、大阪市中央区

 「これまでの恩恵が大きすぎた。すべての店が今も大ピンチのままだ」。大阪・ミナミにある黒門市場の吉田清純・商店街振興組合副理事長(72)はため息をつく。

 連日、通りを埋め尽くすほど押し寄せた訪日客は昨年2月以降の入国制限で姿を消した。訪日客頼みのところも多く、廃業や休業した店はすでに20軒以上。昨年11月以降、取引先の飲食店が時短営業や休業に入ったことで食材などの販売が減ったことも追い打ちとなった。

拡大する写真・図版「休業の店が増えて、商店街からお客さんが離れないかが心配」と話す吉田清純さん=大阪市中央区

 訪日客向けツアーバスを運行してきた「あじさい観光」(堺市)は、今年1月に自己破産した。調査会社帝国データバンクによると、貸し切りバスの利用が減り、政府の観光支援策「Go To トラベル」に期待して大阪と地方を結ぶツアーを新たに始めるなどしたが、感染の再拡大で資金繰りがもたなかったという。

 訪日客ツアーの手配などを手が…

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