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 立憲民主党の枝野幸男代表が20日、衆院本会議で菅義偉首相への代表質問に臨んだ。新型コロナウイルス対応に重点を置き、立憲が重ねてきた提案を並べて「政権担当能力」をアピールし勝負を挑んだ。菅政権への逆風が強まるなかでも支持率が伸び悩む立憲。枝野氏にとって、今国会は正念場となる。

 枝野氏は約40分の質問の4分の3を、コロナ関連に費やした。国会冒頭にある野党党首の代表質問は、首相にとっての施政方針演説と同じように幅広い政策や理念が盛り込まれることが多く、異例の組み立てとなった。

 市中から感染者をなくすことをめざす「ゼロコロナ」を提案し、ウイルスを封じ込めてこそ経済は回せるとの姿勢を打ち出して政権との違いを明確にした。さらに昨年来、「Go To キャンペーン」の見直しや緊急事態宣言の発出、新型コロナ対応の特措法の改正などを求めてきたことをアピール。政権が後追いで対応したことを指摘し、立憲の主張や提案の正しさを訴えた。

 医療従事者への慰労金支給、PCR検査の拡大、持続化給付金の継続など各論でも政府に迫った枝野氏は代表質問後、記者団に菅首相の答弁に不満を示し、「専門家や自治体に責任も判断も丸投げしているような答弁の繰り返し。当事者意識を感じられなかった」などと述べた。

 質問前、枝野氏の周辺は「批判一辺倒というわけにはいかない」と語っていた。新型コロナ禍で生活が制約を受けるさなかでは、政権のコロナ対応との違いを具体的に問う方が共感を得られるとの見方があったようだ。枝野氏も周囲に、首相ではなく「国民に向かって話す」と述べていた。

 背景にあるのは、立憲による発…

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