7人に1人が「コロナで妊活を延期・休止」 民間調査

中井なつみ
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、子どもを望む既婚女性の約7人に1人が「妊活」を延期・休止――。民間企業の調査でこんな数字が明らかになった。通院中の感染リスクや、立ち会い出産や面会ができない不安が理由に挙がったという。

 調査は写真プリントサービスアプリ「ALBUS(アルバス)」の運営会社が昨年12月、将来的に妊娠・出産を希望する既婚女性5141人を対象に実施。

 コロナの影響で妊活を「延期、休止した」と答えた人が14%おり、「あきらめた」人も2%いた。延期・休止した人のうち、調査時点でまだ妊活を再開していないと答えた人が65%を占め、このうち半数以上は「再度流行した場合には、さらに妊活開始を延期する」と答えた。

 自由回答には▽感染すると胎児や自分にどのような影響があるのか不安(20代女性)▽初めての子育てで、助産師さんに直接教えてもらえる機会が減りそう(同)▽延期しているうちに高齢出産の年齢になった(30代女性)といった声が寄せられたという。

 昨年1~10月の出生数は前年同期を約1万7千人下回り、妊娠届も5%減。年間の出生数は、統計開始以来最少だった2019年の約86万5千人からさらに落ち込む公算が大きい。(中井なつみ)