ワシントン=香取啓介、園田耕司
ジョー・バイデン元米副大統領(78)が米東部時間20日正午(日本時間21日午前2時)前、ワシントンの連邦議会議事堂前の就任式で宣誓し、第46代大統領に就任した。バイデン氏は就任演説で「全ての米国人のための大統領になる。私を支持した人のためと同じように、支持しなかった人のためにも一生懸命闘う」と訴え、分断された米社会の結束を呼びかけた。
副大統領にはカリフォルニア州選出の上院議員だったカマラ・ハリス氏(56)が女性、アジア系、アフリカ系で初めて就任した。
バイデン氏の宣誓は、連邦最高裁のロバーツ長官が立ち会って行われた。バイデン氏は、妻のジル氏が持つ、バイデン家に128年伝わる聖書の上に手を置き、宣誓の言葉を述べた。クリントン、ブッシュ(子)、オバマの歴代3大統領夫妻が見守った。トランプ前大統領は欠席した。
宣誓後、バイデン氏は議事堂の西側バルコニーで演説した。議事堂は今月6日、トランプ氏の支持者に襲撃されて占拠され、全米に衝撃を与えたばかり。バイデン氏は演説冒頭で「民主主義は貴重で、もろいと学んだ。しかし、民主主義は勝ったのだ」と強調した。
バイデン氏はそのうえで、全米…
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朝日新聞国際報道部