NY株、史上最高値を更新 新政権の巨額財政出動に期待

ニューヨーク=江渕崇
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 20日の米ニューヨーク株式市場は、バイデン新政権の巨額財政出動への期待などから、主要企業でつくるダウ工業株平均が続伸した。前日比257・86ドル(0・83%)高い3万1188・38ドルで取引を終え、史上最高値を塗り替えた。

 民主党バイデン新大統領は20日、事前に懸念された混乱もなく就任式を終えた。市場では、バイデン政権が掲げる1・9兆ドル(約200兆円)規模の財政出動が米経済を下支えし、企業業績にも追い風になるとの見方が強まっている。新政権によるワクチン接種促進策への期待も根強い。

 米主要企業の2020年10~12月期決算が本格化するなか、総じて堅調な業績も株価を押し上げる。動画配信大手ネットフリックスが前日夕に発表した決算で、契約者数の伸びが市場予想を上回り、同社株は17%も急騰。ほかのIT株にも買いが広がった。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大きく上昇。前日比260・07ポイント(1・97%)高い1万3457・25で終え、やはり史上最高値を更新した。

 また、21日の東京株式市場は、米国の株高を受け、日経平均株価が上昇して始まった。上げ幅は一時300円を超え、午前の終値は前日比204円22銭高い2万8727円48銭。(ニューヨーク=江渕崇)