伊藤隆太郎
チタンやコバルト、ゲルマニウムなどの希少金属は「レアメタル」という和製英語でも呼ばれる。家電や車など、現代の製品に欠かせない貴重な元素だが、流通量が少なく、価格も変動しやすい。「今後も使い続けられるか?」と不安視され、代替品の研究も盛んだ。だが、そこに大きな誤解もあると専門家は指摘する。どういうことだろう?
このほど「金属材料のSDGs」をテーマとする討論会が開かれた。SDGsとは持続可能性を意識した国連の開発目標のことだ。いったい何が、レアメタルの持続可能性を脅かすのか。東京大の星野岳穂・特任教授が「環境への負荷の大きさです」と答えると、参加者から「目からうろこが落ちた」の声も出た。
レアメタルの採掘には石油など…
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