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 生理に伴いどんな症状が生じることがあるのか。生理中はどういうケアをしているのか。女性にとっては当たり前でも、男性にとっては学校の授業で少し学んだだけで知らないことがほとんど。日用品大手で生理用品も扱う「ユニ・チャーム」が企業向けの生理研修を実施していると聞き、ある企業での研修に男性の私も交ぜてもらった。

性別関係なく参加 率直に語り合う

 ネット系広告会社のスパイスボックス(東京都港区)は昨年12月、オンラインで生理研修を実施した。性別に関係なく、関心のある社員30人ほどが参加した。

 「生理の周期はコントロールできなくて、眠っている間も出血が続く。生理時にいつもと変わらない人もいれば、頭痛や腰痛で動けないという人もいます」。ユニ・チャームの担当者が生理の症状について説明した。

 グループワークでは、自身の症状について話す女性社員も。「腰に重りをつけられて、おなかをひねり潰されるぐらい痛い」「精神的に落ち込むし、睡魔もすごい」。男性社員は「こっちから気づけない。どう接したらいいのだろうか」と話題にする難しさを語った。研修の担当者は男性陣にこう述べた。「生理について話したいかどうかは個人によって異なる。男性がグイグイ話す必要もない。学ぶためにこういう研修に出たということが女性にとって安心感につながる」

 研修に参加した飯田雄平さん(24)は、「痛みとか分からなかったので驚きがあった。何か特別なことをする必要はなくて、学ぶことが安心感につながるというのは自分にとっても安心だった」。吉池瑠衣さん(30)は「女性同士でも今まで語り合うことがなかった。新鮮だった」と話した。

 研修では、実際に生理用品を手にする機会を設けることもある。ナプキンの大きさやタンポンの形状に、そうしたものをほとんど見たことがない男性からはいつも驚きの声が上がるという。

 ユニ・チャームの生理用品ブランド「ソフィ」は「話そう、知ろう。生理のこと。」と掲げ、2019年に「#NoBagForMe」というプロジェクトを始めた。直訳すると「私は袋はいりません」という意味だ。

 生理用品を購入すると、茶色い紙袋などで見えないように包装されることが多い。プロジェクトを担当する長井千香子さん(40)は「生理は社会でタブー視されてきて、同性間や親子間でも話しづらいという現実がある」。生理の悩みについても簡単には話せない。親から勧められたケア用品を使い続け、他にどういう用品があるかを知らない女性もいるという。

 そんなタブー視の象徴が「包装…

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