今年もコロナ禍で世界不況がしばらく続きそうだ。そのなかでも世界中の株式市場では歴史的な株高ブームが起きている。
理由は明らかだ。日米欧をはじめとする世界中の中央銀行がこぞって超金融緩和に乗り出し、世界中であふれたお金が投資に流れ込んでいるからだ。
実体経済はといえば、新型コロナ感染拡大を止めるためのロックダウン(都市封鎖)や経済活動の自粛によって、当分低調が続きそうだ。
つまり実需の領域で投資はさしあたり必要とされていない。そこに空前の規模の緩和マネーが投じられれば、資産市場に流れ込んでいくのは当然である。
この構図を前提に、市場関係者たちは「株高ブームは今後もかなり続く」と予想し投資をあおっている。ここに落とし穴はないのか。
日本銀行は今年初めの金融政策…
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