不意に猛烈な便意に襲われて目覚め、トイレに駆け込みました。2018年6月4日午前3時のことでした。大量の下痢でした。独特の異様な臭いが鼻をつき、便は真っ黒です。黒色便とかタール便と呼ばれます。仕事柄、便とは長くつきあってきました。すぐに胃からの大量出血だと悟りました。1時間後、再びトイレに駆け込みました。1度目より多い黒色便です。観念しました。最近、みぞおちあたりに痛みを感じたことはないので胃潰瘍(かいよう)ではありません。胃がんだと腹をくくりました。
前日の夕方から、かつてないけだるさがあり、みぞおちが張っていました。夕食後は吐き気も加わり、ほとんど一睡も出来ませんでした。思えばすでに胃の中で大量に出血していたのでしょう。
後で分かりましたが、場合によっては初日の下血で亡くなっていてもおかしくないほど大量に出血していたのでした。私は生来、赤血球が多い体質で、大量出血でもショック状態に陥らずに助かりました。こうした体に生んでくれた親に感謝するしかありません。
身長170センチ余りで体重は…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:1273文字/全文:1748文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部