映画ジャーナリスト・成川彩
拡大するカン・ドンウォン=Jungwook Mok撮影
「私たちの幸せな時間」(2006)の死刑囚役で見せた繊細な演技、「群盗」(14)の武芸の達人役で見せた息をのむほど美しい剣術。どんな役でも消化してしまう俳優カン・ドンウォンが、ゾンビのうごめく半島へ飛び込んだ。日本で公開中の主演作「新感染半島 ファイナル・ステージ」について話を聞いた。
拡大する「新感染半島 ファイナル・ステージ」(C)2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights Reserved.
――韓国で観客数380万人を超えるヒットを記録し、海外190カ国・地域に販売されました。
観客の皆さんには本当に感謝しています。コロナ禍でもワールドワイドの公開となり、うれしいですね。
――出演を決めた理由は。
前作「新感染 ファイナル・エクスプレス」は、ゾンビ映画と言えばB級映画に分類されることも多いなか、世界的なヒットとなりました。ヨン・サンホ監督の持っているビジョンが素晴らしい。シナリオを読むと、続編というよりも独立した作品だと感じました。ポスト・アポカリプス(終末もの)に一度出てみたかったというのもあります。
後半では、役柄や好きなシーンについて聞いています。写真や日本のファンへのメッセージも。
――CGの多い作品ですが、想像しながらの演技は難しくありませんでしたか。
監督の演出はとてもやりやすか…
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