カプコン、3月期予想を上方修正 巣ごもり後押し  

森田岳穂
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 カプコンは21日、2021年3月期の業績予想を上方修正すると発表した。コロナ禍の「巣ごもり需要」が後押しし、売上高は昨年5月時点の予測より70億円増の920億円、営業利益は50億円増の305億円、純利益は30億円増の210億円をそれぞれ見込む。

 営業利益と純利益は過去最高となる見通し。昨年4月発売の人気シリーズ「バイオハザード」のリメイク版が好調で、今年3月に発売予定の「モンスターハンター」の新作の受注が計画を上回っているという。

 カプコンは昨年11月にサイバー攻撃を受けた。最大約39万人の個人情報が流出した可能性があるほか、一部ゲームの営業や開発資料も流出したとみられるが、今のところ業績に大きな影響は出ていない模様だ。

 コロナ禍で経済状況が厳しいなか、ゲーム業界は巣ごもり需要で好調さが目立つ。任天堂も21年3月期決算の純利益が前年比16%増の3千億円で過去最高になる見通しだ。ソニーもソフト販売などが押し上げ、純利益は前年比37・4%増の8千億円を予想している。(森田岳穂)

拡大する写真・図版カプコン本社=大阪市中央区