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 愛知や岐阜で作られている「名古屋節句飾(かざり)」が、国の伝統的工芸品に指定された。節句行事に欠かせない人形、こいのぼりなどののぼりばた、ぼんぼりという構成の伝統的工芸品は全国初だという。

 尾張徳川家の城下町として、この地方では江戸時代前期から工芸技術が発達。東京、京都の二大産地の「折衷」というべき様式のひな人形や五月人形に加え、美濃和紙や小原和紙を使ったぼんぼり作りも盛んに。関東と関西の間に位置する中部地域の地の利を生かして販路を広げた。

 中部人形節句品工業協同組合理事長の山田泰男さん(73)は「これを機に名古屋節句飾の良さをもっと広め、よりレベルの高い品を作っていきたいと思います」と話した。(山野拓郎)

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