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 新型コロナウイルス感染症で医療提供体制が逼迫(ひっぱく)した北海道旭川市で、最初の大規模クラスター(感染者集団)となった吉田病院が、感染の広がりや対応状況をまとめた報告書を公表した。最初の感染者が確認されてから一気に病院全体へと広がり、一時は病棟担当スタッフが3分の1にまでに減る窮地に追い込まれた経緯をたどる。(本田大次郎)

 報告書は20日付で病院ホームページに掲載された。報告書によると、介護度の高い高齢者も多く入院する263床の病院で、患者136人、看護師ら職員77人の計213人が感染し、患者39人が亡くなった。

 最初に感染者が確認されたのは、昨年11月6日。介護度の高い高齢者が入院する6階で、患者1人と看護師1人の感染が判明。PCR検査の結果、6階でさらなる広がりが確認され、旭川市が同日、クラスターと認定した。報告書は、10月31日から発熱患者が出始めており、早期発見できなかったことが感染拡大の一因とした。

 すぐに市や北海道などから保健師や専門家らが派遣され、院内に対策本部が設けられた。6階での感染の封じ込めをめざしたが、発生から10日間の11月15日までに、7階、5階へと感染は一気に広がった。

 この間に感染したのは職員21…

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