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 「ケンダイ」と呼ばれるワラをかぶった神の化身たちが奇声を発しながら練り歩く山形県上山市の民俗行事「加勢鳥」が、コロナ禍のため今年は中止されることが決まった。加勢鳥保存会(大沢健一会長)と市観光物産協会が20日、発表した。

 加勢鳥は例年2月11日にある。「カッカッカーのカッカッカー」と大声を発するので飛沫(ひまつ)も多く、市内外からの観客も密になるため、感染リスクが高いと判断したという。

 加勢鳥は江戸時代初期から伝わる伝統行事で、一時絶えたものの、1959(昭和34)年に復活。昨年は約5500人の観衆を集めたという。保存会は「城下町で受け継がれてきた民俗行事をこれからも継承していく」としている。(三宅範和)

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