遺族ら「通過点」「原因究明を」 軽井沢のバス事故起訴

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里見稔、田中奏子、遠藤和希
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 軽井沢スキーバス事故から5年が過ぎ、長野地検が運行会社長ら2人の起訴に踏み切った。「ようやく」「一歩前進」。待ち望んだ遺族らは書面などで歓迎の思いを表明した。旅客会社の事故で経営側を追及する異例の判断だが、個人の責任しか問えない現行法の不備を指摘する声もある。(里見稔、田中奏子、遠藤和希)

 「私たちの時間はあの日から止まったまま。それでも一つの通過点に到達したんだな、と」

 池田衣里さん(当時19)の父(55)は、弁護士を通じて出したコメントにこう思いをつづった。一方で、「起訴されたことで衣里が帰ってくるわけでもない」とも述べた。大谷陸人さん(同19)の両親は「一歩前進。この起訴が旅行業界やバス業界に警鐘を鳴らし、交通安全につながれば」と歓迎。小室結さん(同21)の両親も「二度とこのような事故が起きないよう、事故原因が究明され、被告人がしかるべく裁かれることを希望します」とコメントした。

 花岡磨由(まゆ)さん(同2…

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