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 総務省が22日発表した昨年12月の消費者物価指数(2015年=100)で、生鮮食品を除く指数は前年同月より1・0%低い101・1だった。下げ幅が1%台にのるのは10年3カ月ぶり。コロナ禍に伴う原油安で電気代やガス代が値下がりし、「Go To トラベル」による宿泊料の割引も影響した。

 同時に公表された2020年の指数は前年比0・2%低い101・5だった。前年割れは4年ぶり。年間を通じてコロナ禍の影響があり、宿泊料の下落なども物価を押し下げた。

 12月の消費者物価指数の下げ幅は、10年9月に1・1%下げて以来の大きさだった。月ごとの指数が前年を割り込むのは、昨年8月以降、5カ月連続だ。

 影響したのは原油安によるエネルギー価格で、電気代は前年同月より7・9%低く、都市ガス代は9・5%低かった。宿泊料も「Go To トラベル」の割引の影響もあって33・5%下がった。(山本知弘)