核禁条約「終わりの始まりの日に」 長崎で歓迎の集会 

小川直樹
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 核兵器禁止条約が発効した22日午前、被爆地・長崎で条約発効を歓迎する集会が開かれた。被爆者らは念願の条約発効を喜び、この日を核兵器の「終わりの始まりの日」にしようと誓い合った。

 長崎市平和祈念像前には、すべての国に条約参加を求める「ヒバクシャ国際署名」の活動を長崎で担った「県民の会」メンバーらが集まった。今月上旬、国連に提出された署名は県内で50万筆超。共同代表の1人、朝長(ともなが)万左男さん(77)は「今日が第2のスタート。条約を批准していない国々を批准させるため、長崎の被爆者を含め市民が頑張らないといけない。市民が核廃絶に向けて変わるべきときだ」と述べた。

 原爆投下時刻の午前11時2分には鐘が鳴らされ、参加者は黙禱(もくとう)。世界に約1万3千発あると推計されている核弾頭を模した百数十個の黄色い風船を一つ一つしぼませ、核兵器廃絶への決意を新たにした。(小川直樹)