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 千葉県白井市が約3千万円の予算で市内の公園39カ所に新型コロナ対策への協力を呼びかける看板を設置する事業を巡り、反対する市民グループ「公園看板事業の中止と緊急の新型コロナ支援を求める白井市民有志」のメンバーが21日に市役所を訪れ、中止を求める1959人の署名を笠井喜久雄市長に提出した。

 共同代表の大石美夜子さん(76)らは「コロナ感染者が急増している時期に、看板に3千万円もかけるのはおかしい。PCR検査拡充など、苦しんでいる市民にもっと役立つことに使って欲しい」と訴えた。これに対し、笠井市長は「感染を広めないよう注意することが一番。それを周知徹底するツールの一つとして看板は重要。他のコロナ対策にも力を入れていく」と理解を求めた。

 市都市計画課によると、看板では手洗いやマスク着用など「新しい生活様式」を呼びかける他、公園の使用上の注意なども併記する。27カ所の公園では、すでにある老朽化した注意看板と置き換える。国の交付金を充てる事業予算案は昨年12月の市議会で可決されており、設置工事は年度内に行われる。(三国治)