夜行快速「ムーンライトながら」運転終了 JR東海道線

一條優太
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 東京―大垣間を結ぶ東海道線の夜行快速列車「ムーンライトながら」の運転が終了する。車両の老朽化や高速バスの台頭などが理由。JR東日本が22日、発表した。

 JR東と東海によると、1996年のダイヤ改定で、従来の夜行普通列車「大垣夜行」が全車指定快速となり、「ムーンライトながら」と命名された。2009年に定期列車としての運転が終わっていた。

 夜行快速は特急券が不要で、「青春18きっぷ」と指定券で乗れることから鉄道ファンや若者に人気だった。かつては「ムーンライト九州」「ムーンライトえちご」などの名称で全国各地で運転していたが、近年は高速夜行バスに押され、廃止が相次いでいた。

 JR東によると、ムーンライトながらは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって20年3月を最後に運転していなかった。終了を記念するイベントは現時点で予定されていないという。

 JR東管内で現在、夜行快速の定期列車はない。長野県諏訪湖花火大会谷川岳の山開きに合わせた臨時列車を時期によって運行することがあるという。(一條優太)