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 「名古屋めし」が宇宙に飛び立つ。和食チェーンの「和食麺処サガミ」や「味の民芸」を展開するサガミホールディングス(HD、名古屋市)は22日、同社が開発した「名古屋コーチン味噌(みそ)煮」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、宇宙食としての基準を満たす「宇宙日本食」に認証されたと明らかにした。

 サガミHDによると、認証されたメニューは、名古屋コーチンやゴボウなどを愛知県特産の八丁みそで煮込んだもの。温めなくてもおいしく食べられるのが特徴で、神奈川県の大学や静岡県の食品メーカーと共同開発したという。

 この春ごろから国際宇宙ステーションに滞在する予定の宇宙飛行士、星出彰彦さんに提供される見通し。一般向けには3月ごろから、和食麺処サガミの店舗などで販売したいという。長期保存ができるため、防災食としての活用もめざす。

 JAXAによると、宇宙日本食にはこれまでに日清食品ホールディングスの「日清スペースチキンラーメン」やローソンの「スペースからあげクン」など、25社・団体の46品目が認証されているという。

 サガミHDの担当者は「認証はたいへん光栄。コロナ禍の明るい話題として外食産業を盛り上げたい」と話した。(竹山栄太郎)