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 茨城県つくば市の筑波大学は22日、コロナ禍で仕送りや収入が減った学生を支援しようと、食料を無料で配布した。受け取りに来た学生は約3千人。キャンパスに長い行列ができて、1時間半待った人も。約20トンの食料は約6時間でほぼなくなった。

 同大が昨年暮れにアンケートを実施したところ、7割の学生が「アルバイトが減った」と回答。事態を重くみた大学が、今月5日から近隣の農家や企業などに寄付を募った。

 学生たちは、米やレトルト食品、野菜、お菓子などを選び、キャリーケースや袋いっぱいに食料を詰めた。4年の女性(22)はリュックに米袋を詰め、お菓子や野菜を6袋に分けて持ち帰った。「時短営業の影響で、飲食店員のバイトの回数が減って収入が減った。支出を抑えるため、外食は控えているので、ありがたい」と話していた。(鹿野幹男)