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 愛知県清須市の交差点で2019年10月、自転車で道路を横断しようとした80代男性が、近くで急停止した普通貨物自動車に驚いて転倒し1カ月のけがを負った事故があり、いったん不起訴処分となった運転手の男性(80)=同市=について、名古屋区検が自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の罪で略式起訴したことがわかった。

 転倒した男性の家族が昨年6月の不起訴処分を不服として検察審査会に審査を申し立てていた。区検は、衝突はしていないが運転手の安全確認が不十分だったと判断。昨年12月14日付で略式起訴し、名古屋簡裁は同23日付で罰金10万円の略式命令を出した。地検は今回の判断理由を明らかにしていないが、「不起訴処分後も、けがの程度が重くなったり新たな証拠が出てきたりした場合、起訴することはある」としている。(村上友里)