「わしが原爆にあわんかったら?」小頭症負った兄の問い

有料会員記事核といのちを考える

宮崎園子 比嘉展玖、弓長理佳 黒田壮吉、宮川純一
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 生まれる前の小さな命まで傷つけ、重い障害を負わせる――。被爆者が身をもってその非人道性を訴えてきた核兵器を、初めて違法とみなす条約が効力を持つことになった。被爆者らは歓迎する一方で、日本政府の賛同に向けて働きかけていく決意を新たにした。

 「もし母親のお腹(なか)の中で被爆することさえなかったら、彼らはまったく別の人生を歩んでいたはずです」

 広島市安佐南区の長岡義夫さん(71)は22日、広島市内で記者会見し、手元のメッセージを読み上げた。原爆小頭症被爆者と家族らでつくる「きのこ会」を代表し、核兵器禁止条約の批准を日本政府に求める内容だ。

 市内で離れて暮らす三つ上の…

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被爆者はいま、核兵器と人類の関係は。インタビューやコラムで問い直します。[記事一覧へ]