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 北海道札幌市手稲区西宮の沢2条2丁目で22日午後7時20分ごろ、北海道新幹線の延伸工事の掘削作業をしていた男性作業員2人が、掘削機器に足をはさまれた。この事故で28歳の作業員が右足を切断する大けがを負い、51歳の作業員も左足首切断の大けがを負った。

 札幌手稲署によると、「工事現場で作業員が機器の下敷きになっている」と消防から通報があった。現場には、けがをした作業員以外にも複数の作業員がいたといい、同署が原因を調べている。

 事業主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構によると、この場所では札幌市と小樽市を結ぶトンネルを掘るための準備として、ボーリングマシンを使用した地盤改良工事が行われていた。機構は「安全を第一として受注者と連携し、事故防止に努めたい」とコメントした。

 北海道新幹線は東京―新函館北斗間が開通し、さらに2030年度までに新函館北斗から札幌までを延伸する計画。JR北海道は将来、東京―札幌を約4時間半で結ぶことを目指している。