変異ウイルスの死亡率、「従来より高い可能性」 英首相

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ロンドン=下司佳代子
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 英国で初めて確認された、従来より感染が広がりやすい新型コロナウイルスの変異ウイルスについて、ジョンソン首相は22日の記者会見で、従来の型よりも「死亡率が高い可能性がある」と述べた。国内で接種が進む米ファイザー製と英アストラゼネカ製のワクチンは、変異ウイルスにも有効だとしている。

 会見に同席した政府のバランス首席科学顧問によると、この変異ウイルスは従来のウイルスより30~70%、感染が広がりやすい。死亡率については「証拠は強くない」と断った上で、感染の有無を調べる検査で陽性になった60代男性の場合、従来のウイルスでは1千人に10人の割合だったが、変異ウイルスでは13~14人だと説明した。ほかの年齢層でも同様の傾向がみられるという。

 バランス氏は「数値には不確実性があるが、死亡率の増加が明らかに懸念される」と語った。ただ、入院した人だけを対象に分析すると、従来のウイルスと変異ウイルスで死亡率に差はないという。英国内で接種が進むワクチンは、変異ウイルスにも従来のウイルスとほぼ同等の効果があるとした。一方、南アフリカブラジルで確認された変異ウイルスについては、「ワクチンが効きにくいかもしれない特徴があり、懸念している」と語った。

WHO「重症度の増加は未確認」

 英国の22日の新規感染者は…

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