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 米上院は22日、バイデン大統領が国防長官に指名したオースティン元中央軍司令官(67)の人事を賛成多数で承認した。黒人として初めて国防長官に就任し、バイデン氏が重視する政権の「多様性」の象徴となる。安全保障の中枢を担う重要閣僚として、急速に軍事力を拡大する中国への対応などに取り組む。

 上院は賛成93、反対2で承認。オースティン氏はその後、「この地位に就く初めての黒人になることを誇りに思う。仕事を始めよう」とツイートした。19日の上院の公聴会では、「(軍から)人種差別をなくす」との決意を強調した。

 オースティン氏は公聴会で「世界的に見て、アジアが我々の取り組みの中心になると理解している」と発言。地域で影響力を強める中国について「米国が直面する最も懸念すべき競合国」との認識を示し、日本やオーストラリア、韓国など同盟国との関係の再構築を図る考えを表明した。

 米国は文民統制を守るため、将校が退役してから7年間、国防長官に就くことを法律で禁じている。オースティン氏は2016年の退役から5年しか経っていないが、上下両院が21日、この法律を適用除外とする法案を可決していた。

 オースティン氏は公聴会で「軍…

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