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 【広島】新型コロナウイルス感染対策として、呉市焼山此原町の「のばら薬局」が、車に乗ったまま薬を受け取ることができるドライブスルー式の窓口を設けた。待合室の「密」を避け、予約で時間短縮も図るなどストレスを減らすのが狙いだ。

 駐車場に隣接する出窓を改造し、雨天に備えて屋根も新設した。利用者は事前に処方箋(せん)をファクスするか、画像を無料通信アプリLINE(ライン)で送って調剤を予約。完了すれば連絡が入り、車の窓越しに薬剤師から手渡してもらう仕組み。営業時間外でも予約手続きができ、昨年末の開始以降、口コミなどで評判が広まっているという。

 乳幼児連れや歩くのが不自由な人らを助けたいと思って約3年前に改装を準備。コロナ禍で需要が高まり、数十万円の費用をかけて踏み切った。薬剤師で同薬局の鷹橋(たかはし)紀幸社長は「地域の『かかりつけ薬局』として安心して利用できるように常に努力したい」と話す。

 最近、ドライブスルー式の施設はPCR検査など医療面のほか物品販売などでも広がり、薬局も東広島市などで導入されている。(能登智彦)